【看護学生必見】実習で情報収集に時間がかからない方法

看護学生
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実習の時、何を情報収集すればいいのか分からない。時間が足りなくて情報が取りきれない。

このような悩みを抱えながら実習に臨んでいませんか?
慣れない電子カルテから時間内に情報をとるのは大変ですよね。

カルテには膨大な情報が書かれているので、取捨選択しながら情報を集めることは学生にとって悩みの種になりやすいです。

家に帰って「全然、必要な情報がなくてアセスメントが進まない~」なんてことよくありますよね(笑)

そこで、この記事では情報収集のコツについて解説していきます。

この記事を書いているのは、民間病院のICUで働いている看護師5年目の男性看護師です。臨床指導の経験もあり、学生から情報収集に関する質問をよくされました。

どの学生も悩んでいることは一緒です。情報収集については学校であまり教わらないため、すぐにできなくても当たり前です。

この記事に書いてある情報収集を実践し、必要な情報が時間内にとれるようになりましょう。

事前に情報収集したいことを整理しておく

情報収集のコツは、「事前学習を行い、メモ帳や情報収集用紙に収集したい情報を整理しておくこと」です。

情報収集をするときに、一からすべての情報を取っていたら時間がいくらあっても足りません。

例えば、作りたい料理があるとき、いきなり買い出しからいきませんよね?
事前に材料や作り方、さらにおいしくなる方法などを調べてから買い物に行くと思います。

もし、調べていかないと、つい他の食材に目につき無駄なものを買ったり、必要かもしれないと追加でいろんなものを買ってしまいますよね。

情報収集の時も同じです。
事前に調べておかないと、何をしていいのか分からない状態になります。そして、全ての情報が必要そうに見えてしまいます。

時間内で情報収集を効率よく行うためには、事前学習を行い、収集したい情報をまとめておきましょう。

事前学習にオススメの本はこちらを参照してください。

情報収集する方法は2種類ある

情報収集したいことがまとめ終わったら、次は情報収集する方法を解説していきます。

情報収集する方法は2種類あります。知りたい情報が、どちらの方法で入手できるのか考えてみましょう。

  • 記録類(診療記録や看護記録)から情報収集する
  • 患者さん本人から直接情報収集する

記録類(診療記録や看護記録)から情報収集する

記録には、これまでの患者さんの経緯や疾患、検査結果など様々な情報が書かれています。なので、時間がある限りずっと見ていたい気持ちもわかります。

しかし、看護学生に意識してもらいたいのは、記録からわかる情報は「患者さんの過去の状態」です。

いくら過去の状態をアセスメントしても、患者さんのすべてが理解できたことにはなりません!

患者さんの”現在”を知りたければ、患者さんのベッドサイドに直接行きましょう。

患者さん本人から直接情報収集する

直接、患者さんからしか得られないことは、「現在の状態」です。身体や精神状態は直接自分で確かめるしかありません。

時々、パソコン前に張り付いている看護学生さんがいます。声をかけにくかったり、何を話していいかわからないなど不安なことはあると思います。

しかし、患者さんをよくするために自分が何ができるのか考えることが大切です。
患者さんの声に耳を傾け、悩みが解消できるような関わりをしましょう。

注意すべきことは、ケアやリハビリなど患者さんが活動しているときに声をかけ、休息の妨げや負担がかからないように配慮しましょう。

情報収集したいことが、どちらで方法で入手できるのか考えておくと情報収集がスムーズに行えます。

例えば、年齢や疾患、経緯などは記録からわかります。
しかし、呼吸状態や循環動態、本人の思いなどはその時々で変わるので、直接情報収集に行かなければわかりませんよね。

このように、情報収集の内容をまとめておくことで、情報収集の時間を減らすことができます!!

情報収集するときに注意する3つのこと

看護学生が情報収集するときに注意してほしいことがあります。それは、以下の3つになります。

  • 必要な情報に優先順位をつける
  • 患者さんをよく観察する
  • タイミングと信頼関係を考慮する

上記3つに注意できていないとスムーズに情報収集が行えなくなってしまいます。しっかりと意識して実習に臨みましょう!!

それぞれを詳しく解説していきます。

必要な情報に優先順位をつける

注意したいこと一つ目は、「必要な情報に優先順位をつける」です。

必要な情報や取り方をまとめたにもかかわらず、情報が取り切れないことがありますよね。

そうならないためにも、情報に優先順位をつけておいてください!!

優先順位として個人的に実践しているのは以下の通りです。

  1. 患者さんの生命に直結する情報(身体面)
  2. 疾患や治療から影響を及ぼしている本人の思い(精神面)
  3. 疾患や環境の変化によって生じる本人や家族の変化(社会面)

入院している患者さんは、「入院する必要がある患者さん」です。

そのため、まずは命に直結する情報を優先的に取ります。そのあとで、本人の思いや今困っていることや今後の生活で困ることなどの情報を取るようにしています。

優先順位は、状況によって変わりますので、あくまで参考程度にしてください!

情報収集に優先順位をつけておくことで、情報収集がよりスムーズに行えるようになります。

患者さんをよく観察する

注意したいこと二つ目は、「患者さんをよく観察する」です。

学生の頃は指導者に見られながら、ケアを行うので緊張してしまいますよね。人間緊張すると視野が狭くなります。

あとから、「これはどうだった?」と聞かれて答えられない経験もあるのではないでしょうか。

よく観察するというのは、例えば脈を測定するときに回数やリズムだけでなく、呼吸回数や本人の表情、皮膚温などほかの情報も得ることができますよね。

また、ベッドサイドに行けば使っている物に個性が出ていることもあります。髭剃りでもカミソリなのか電動シェーバーなのかとかいろいろあります。

緊張する場面もありますが、そんな時こそ患者さんをよく観察する意識を持ちましょう!!

タイミングと信頼関係を考慮する

最後に注意したいのは、「タイミングと信頼関係を考慮する」です。

時々、情報を取りたいがために初日からズバズバと質問をしてしまう看護学生がいます。
信頼関係が構築できる前から、質問攻めをしてしまうのは患者さんにとっては非常に不愉快です。

また、眠いのに声をかけたり、大勢の人がいるところでプライベートな話を聞いてしまうなどタイミングを考えないといけない場面もあります。

タイミングと信頼関係は、判断が難しいです。しかし、とても重要なので、意識していきましょう!!

なぜ情報収集に看護理論が必要なのか?

ここまでで、情報収集のコツを解説してきました。
しかし、情報収集で最も大事なのは”看護理論”であるということを忘れてはいけません。

人間を理解するには、多面的に理解をする必要があります。

人は自分の見たいようにしか情報を見ないと言われています。そうなると情報に偏りが出てしまいます。
そこで、何か基準になる”ものさし”が必要になりますよね。

そこで、使われるのが看護理論です。
看護理論は、患者さんの全体像を把握するためのツールになります

実習でよく使われているのは、「ゴードンの11パターン」や「ヘンダーソンの14項目」ではないでしょうか?

学校によって使っている看護理論が違います。しかし、どれも患者さんを多面的に理解するのに役立つものです。ぜひ学生のうちに使いこなせるようになりましょう!!

信頼性のある情報を得るために意識する4つのこと

最後に、情報収集するときに意識することは、最も信頼のある情報を収取できているかどうかです。

そこで、信頼性のある情報を得るために意識することは、以下の4つです。

  • 必ず自分で情報を確認する
  • できるだけ多くの媒体から情報を確認する
  • 事実と自分の解釈を区別して記録する
  • 誰が見てもわかるように5W1Hを意識して記録する

必ず自分で情報を確認する

信頼できる情報を得るために意識すること一つ目は、「必ず自分で情報を確認する」ことです。

記録に書いてあることが、すべて正しいとは限りません。必ず自分で確認した情報を記録するようにしましょう。

看護師として働くようになっても、自分で情報を確認することは大切です。先輩が言ってることがすべて正しいとは限りません。

他人から得た情報がもし間違えていたとしても、責任をとるのは自分になってしまいます。必ず、自分で確認する習慣をつけましょう!!

できるだけ多くの媒体から情報を確認する

次に注意してほしいことは、「できるだけ多くの媒体から情報を確認する」ことです。

特に事前学習や分からないことを調べるときにインターネットのみを使って調べてくる学生がいます。

インターネットを使うことは否定しません。しかし、ありきたりな内容しか出てこないため、情報が浅くなりがちです。

そのため、追加の質問に対しても答えられない学生が多いように感じます。ネットだけでなく教科書や参考書からの情報を総合的に判断する習慣をつけましょう。

事実と自分の解釈を区別して記録する

3つ目に注意してほしいことは、「事実と自分の解釈を区別して記録する」ことです。

事実と自分の解釈を区別しないと、信頼のある情報にはなりません。患者さんの訴えを自分なりに解釈して記録する学生もいます。

しかし、自分の解釈は先入観があるので、まずはありのままの事実をまずは記録しましょう!!

そして、自分の解釈を区別できるように書いていきましょう。決して混合しないように注意してください。

誰が見てもわかるように意識して記録する

最後に注意したいのは。「誰が見てもわかるように意識して記録する」ことです。

なぜ誰が見てもわかるようにするのかというと、記録を確認するのは教員や指導者ですよね。

自分だけが分かる内容だと、評価ができなくなってしまいます。そのため、記録から考えていることが伝わらないので、突っ込まれることが増えます。

コツとしては、5W1Hを意識して記録を書くことです。
難しいですが、自分の記録を客観的にみて、他人に伝わるのか考えながら書いてみましょう!!

情報収集のコツまとめ

情報収集のコツについて解説してきました。この記事の内容をまとめると以下の内容になります。

  • 事前学習を行い、情報収集したいことをメモ帳や情報取集用紙にまとめておく
  • 情報収集の方法は2種類あるので、情報の取り方を決めておく

上記内容を実践することで、情報収集すべき内容が整理されるので、情報収集の時間短縮につながります。

ぜひ、参考にして実習の効率を上げてください!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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