「2人に1人ががんになる」って本当?

健康

保険の話を聞きに行くと

「今は2人に1人ががんになる」と言われた方も多いのではないでしょうか?

そして、がん保険を勧められ契約している方も多いのではないでしょうか?

実は、この情報

誇張されて皆さんに伝えられているんです!!

間違った情報でないですが、都合の良いように解釈した情報なのです!

その理由を解説していきます。

正しい情報を知って納得したうえで、保険選びができるようにしていきましょう!

「がんは2人に1人がなる」という表現の真実

「がんは2人に1人がなる」という表現には隠された真実があります。

がん累積罹患率」というものを知っているでしょうか?

がん累積罹患率とは

がん累積罹患るいせきりかん率とは、「ある年齢までにがんになるおおよその確率のこと」です。

次の表は男性の年齢別がん累積罹患率です。

現在の
年齢
10
年後
20
年後
30
年後
40
年後
50
年後
60
年後
70
年後
80
年後
生涯
0歳0.2%0.3%0.6%1.2%2.7%7.8%21.9%43.6%65.5%
10歳0.1%0.4%1.0%2.6%7.7%21.9%43.6%65.6%
20歳0.3%0.9%2.5%7.6%21.8%43.6%65.6%
30歳0.6%2.2%7.4%21.7%43.7%65.8%
40歳1.6%6.9%21.3%43.6%66.0%
50歳5.4%20.3%43.2%66.3%
60歳16.2%41.1%66.1%
70歳31.7%63.6%
80歳56.6%
※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計」をもとにこじかナースが作成

そして、次に女性の年齢別がん累積罹患率になります。

現在の
年齢
10
年後
20
年後
30
年後
40
年後
50
年後
60
年後
70
年後
80
年後
生涯
0歳0.1%0.3%0.7%2.3%6.3%12.4%21.2%32.8%50.2%
10歳0.1%0.6%2.1%6.2%12.3%21.1%32.8%50.2%
20歳0.4%2.0%6.0%12.2%21.1%32.7%50.2%
30歳1.6%5.6%11.8%20.7%32.5%50.1%
40歳4.1%10.4%19.5%31.5%49.4%
50歳6.6%16.1%28.7%47.4%
60歳10.3%23.8%44.1%
70歳15.4%38.5%
80歳29.5%
※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計」をもとにこじかナースが作成

0歳から生涯でがんにかかる確率は、

男性65.5%女性50.2%ということになります。

つまり「2人に1人ががんになる」わけです。

「2人に1人ががんになる」わけではない

しかし、本当は「2人に1人ががんになる」わけではありません

30歳から30年後のがん罹患率を見ていただくと

男性7.4% 女性11.8%となっています。

つまり、30歳の人が60歳になった時、

男性は100人中約7人、女性は100人中約12人の確率でがんになるということです!!

他の年代も見ていくとわかりますが、年齢が上がるほど確率は上がっていきます。

しかし、若い年代でのがんリスクはかなり低いことが分かると思います。

なぜ「2人に1人にがんになる」が誇張されるのか?

なぜ「2人に1人ががんになる」が誇張されるかというと、

私たちに「不安」を与え、がん保険を契約させてしまおうと思っているからです。

ビジネスとしては仕方ないのですが、

「洗脳」に近い方法であるため私は好ましく思いません。

なぜ「洗脳」に近いのか解説していきます!!

情報を操作する

洗脳でまず行われるのが「情報操作」です。

この場合、「2人に1人ががんになる」という表現を誇張し、相手に与える印象を変えています。

正しい情報なので、間違いは指摘しませんが上記の「がん累積率」を見てもらった通り隠されている情報があります。

これでは、聞いた側は不安になるのは当たり前です。

そもそも、がんのイメージがよくないので、

半分の人ががんになると聞いたらより不安が増すのは当たり前です。

さらに不安を与え、救済を用意する

半分の人が、がんになる不安を与えたうえで、次は経済的ダメージの話をしてきます。

働けなくなった時や治療費など様々な経済的な問題が出てくるためここでも不安が煽られます。

今の時代、普通の生活でも経済的に不安があるにもかかわらず、

病気になった後の経済的ダメージを指摘されるとより不安になると思います。

そこで、保険という「救済」が用意されています!!

沢山の種類があるのでその中から選ばれた保険が紹介されます!!

脳を疲弊させる

選ばれた保険も特徴が異なるため、それぞれの説明を受けます。

たくさんの情報を数時間の間に、詰め込まれるので脳が疲弊します。

脳が疲弊すると、正常な判断が出来なくなります。

そして、契約をしてしまうのです。

後日、説明内容がうろ覚えなのは言うまでもありません。

がん保険は必要か?

真実を知ると、

「がん保険は必要なのか?」という疑問が出てくると思います。

結論から言うと、不要とまでは言い切れません。

がん保険で経済的に助かる人もいるし、保険がお守りのようになっている人もいるので、、、。

そこで、以下のことを考えて総合的に判断するのがいいと思います。

  • がん家系であるかどうか
  • 不安な部位のがん発症率はどのくらいか
  • 治療にかかる費用と保険のコストパフォーマンス
  • がんに罹患した場合の予想される経済的損失
  • 自身の貯蓄や家計収支の状況
  • 加入による安心感

これらを総合的に判断し自分に必要かどうか考えていく必要があります。

何となく保険に入ると後悔してしまいます。

また、使いたいときに契約条件から逸脱していて使えないということもありえます。

しっかりと「なぜ保険に入るのか」という目的意識を持って入りましょう。

最後に

保険にたくさん入っていて家計を圧迫している家庭があります。

ほんとに必要な保険はどのくらいありますか。

まずがん保険に入った理由から考えてみましょう。

「2人が1人がんになる」わけではないです。

そのように保険会社に言われて契約したとなら、もう一度考えてみてください。

しっかりとした情報から判断し、後悔のない選択をしていきましょう!

まとめ

  • 「がんは2人に1人」になるわけではない。
  • がん累積罹患率を確認しよう。
  • がん保険は目的をもって選ぼう。
  • 正しい情報から後悔のない選択をしよう。

読んでいただきありがとうございました。

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